社会福祉法人敬愛会は、昭和56年「敬天愛人」の理念のもと（県内11番目の）特別養護老人ホーム「敬愛荘」を開設しました。平成元年には80床に増床、ショートステイ開設。平成2年開設10周年を記念し物故者のための慰霊堂と入居者の教養娯楽室〔花人庵〕建設。平成11年デイサービスセンター、在宅介護支援センターの事業開始、平成12年には従来の措置制度から介護保険制度が発足されると言う大きな転換の時期を迎え、施設経営に対する多難の時期を迎える時期となりました。このようななか私ども敬愛会は地域貢献を第一に考え地域に開かれた、地域に信頼される、地域に愛される施設をモットーとし運営をしてまいりました。平成２３年にはグループホーム「さらい」、平成２６年には私ども敬愛会に取りまして念願でありました地域密着型新型特養「てんまりの杜」小規模多機能型居宅介護施設「なごみ」同時に施設内託児所「にじいろくらぶ」（その後、にじいろ保育園）を併設、これにより総合的に「サービスの質」の徹底がなされ、地域に貢献できる法人としての形をなしてきたのではないかと自負しているところでございます。現在、当法人は「ワークライフバランス」に取り組んでおりまして『子育てに優しい事業所顕彰』におきまして県内唯一の事業所として『栃木県県知事賞』を受賞いたしました。更には地域貢献を第一に考え、地域における清掃活動も２回をかぞえ、ふれあいや、認知症の簡単な研修を目的としたオレンジカフェの開設をいたしました。さらに今後は「ふくし応援し隊」「地域配食ボランティア」等の実施に向けての計画をしているところでございます。また福祉の専門職としてのスキルアップを目的とした職員研修も内外で実施し質の向上に努めております。ただ今福祉を取り巻く環境は誠に厳しいものがございます、私たち社会福祉法人敬愛会はどのような状況下においても「地域貢献」を第一に考え、「敬天愛人」の理念のもと、住み慣れた地域で老いも若きも共生できる社会づくりに貢献したいと思っておりますので、今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願いいたします。